検索エンジンはリンクに代表されるWEBサイトの外部状況だけでなく、WEBサイトの中身そのものを解析して評価の基準としています。
そのWEBページやサイトにどのような内容がどのように書かれているか、正しく理解し評価に反映できたらいいですよね?
そこで、1つとして検索エンジンがWEBサイトを文法やルールなどを認識して、評価をしているのです。
周知のようにWEBサイトはWEBサイトの基本を形成するHTMLや、WEBサイトのスタイルをつかさどるCSS、あるいは動的表現を可能にするJavaScriptなどといった言語で記述されています。
HTML:HyperTextMarkupLanguageの略。WEBページを記述するための基本となる言語、最新版のHTML5では、動画や音声などを使用した高度な表現が可能
CSS:CascagingStyleSheetsの略。WEBページのデザイン表現をより豊かにする言語。最新版のCSS3では、画像や文字の高度な加工が可能
JavaScript:WEBページに動きや特殊効果などを加えることができるプログラミング言語。HTMLに埋め込まれて使用される
検索エンジンはこのHTMLやCSS、JavaScriptなどの言語を直接読むことで、そのWEBサイトがどのような構成であり、そこにどのようなことが書いてあるかを理解します。
ここで重要になるのは、このHTMLやCSS、JavaScriptにも文法やルールが存在するということです。
WEBブラウザ上の表示が人間には同じように見えても、一方のWEBサイトでは文法やルールが守られ、一方のWEBサイトでは文法やルールが守られていない場合、前者よりも後者のほうが低く評価されることになってしまう。
言語の文法やルールをしっかりと理解し、正しくWEBサイトを記述することが検索エンジンに評価されるWEBサイトを作ることにつながるのです。
次回は、SEOの施策と現状についてご紹介します!