カテゴリぺージとは、商品やサービスのカテゴリごとのトップページのことを言います。あくまでもユーザーを目的のページに誘導するための「ハブページ」になります。カテゴリページの内容はすべてのコンテンツにつながっているトップページと比較すると、かなり絞り込まれています。
このことから各カテゴリのキーワードで検索結果の上位にカテゴリを表示し、カテゴリページに直接ユーザーが来訪できるようにすれば有益になります。
カテゴリページではそこで、扱われている商品やサービスへの関心がより高い、いわゆる「顕在層」と呼ばれるユーザーをターゲットにすることができます。
より簡単に目的のWEBページに到達できるということは、それだけコンバージョンに至りやすいということにもなります。
顕在層:ニーズがはっきりしているユーザー層。具体的な商品・サービス名をキーワードとして検索する。なお、はっきりとしたニーズがないまま漠然と商品、サービスを探しているユーザー層を「潜在層」という。
カテゴリページではユーザーのニーズにマッチしたコンテンツを即座に提示ができるのです。
ただ、カテゴリページはハブページであるため、設計上コンテンツが少なくなりがちな点があります。商品一覧を作成しただけではコンテンツが検索エンジンに評価されづらいのです。そのためSEOを意識したコンテンツ設計がとても大切になります。
まずは、該当カテゴリについての説明やリンク先のコンテンツ説明、スタッフからのメッセージなどをカテゴリページのコンテンツに入れると良いです。こうした情報から検索エンジンに、WEBページの内容がより詳しく伝わり、ユーザーにとっても助けとなるコンテンツに仕上がります。
そこでの注意点は、情報の整理を行うことが大切です。コンテンツを詰め込みすぎて、情報が混乱しているようなコンテンツ設計では本末転倒です。SEOを意識するあまり、本来のユーザーを導くはずのページ構成が失われてしまってはなりません。
あくまでも、コンテンツページはハブページとしてユーザーを誘導するものであるということを忘れないでおきましょう。
次回は詳細ページ構築のポイントについてご紹介していきます。