見出しタグの最適化でコンテンツを整理しよう

seiri

見出しは小さな要素だが、ユーザーと検索エンジンにコンテンツの内容を伝わりやすくする重要な役割を持ちます。専用の<h>タグを適切に使いこなし、明確な見出しを設定していきましょう。

見出しとは、訪問者にコンテンツの主なテーマや内容を端的に示すものです。ユーザーだけでなく、検索エンジンがこのコンテンツの内容を把握するうえでも重要になるのでタグのレベルで厳密に最適化をする必要があります。

HTMLでは見出しを指定するために<h>の専用タグを使用します。<h1>タグ、<h2>タグ、<h3>タグ、という具合に用途に応じて、段階的に数字を添えて使用をします。この数字が小さいほど重要度の高い見出しとなり、フォントのサイズも大きくなります。もっとも小さいのは<h1>タグで、大見出しとも言われ、ページ内のコンテンツを端的に説明するものでもあるため重要視されています。

これらのタグを使いこなすことにより、ユーザーがコンテンツの内容を簡単に把握でき、コンテンツの論理構造をしっかり検索エンジンに伝えることが可能となります。

WEBページごとの文章構造を正しく検索エンジンに伝えることはSEOにとっても重要です。間接的な効果を高めるためにも、大見出しには極力キーワードを含めておきましょう。

見出しはなるべくシンプルに記述することが大切です。見出しに特定のキーワードが過度に詰め込まれていると、検索エンジンにスパム判定される可能性があるからです。基本的に見出しには文字数の制限がありませんが、あくまでもシンプルに重要なキーワードを選定していきましょう。

また、大見出しのタグは1つに収めておくことも大切です。いくつもあるとページのテーマ性が分かりずらく、意味が薄れてしまうので注意が必要です。基本的には階層構造を適切に配置し、1~順番に正確な文章構造を作成していくことが大切です。

次回は、ミラーコンテンツによるスパム認定を回避する記事をご紹介します。