被リンクは外部対策の焦点にもなる重要な要素の為、GoogleSearchConsole以外のツールからも分析しましょう。ここで「OpenSiteExplorer」「Ahrefs」「MajesyicSEO」という3つの被リンク解析ツールをご紹介していきます。
この3つのツールはGoogleSearchConsoleとは異なり、自分のWEBサイトだけでなく競合サイトの被リンクまで調査できる点が特徴です。どのツールも無料で使用することができます。ただ、無料で使用できる制限があるため、本格的に使用する際は有料登録が必要になります。また、自分のサイトであってもすべての被リンク情報を取得できるわけではないので、GoogleSearchConsoleだけでなくこの3つのツールも同様です。そのため、より正確な被リンクデータを取得するためにはあらゆるツールを活用することがいいでしょう。
まず、OpenSiteExplorerは取得できる被リンク数は多くないが、ドメインやスパムに関する情報が確認できるのが特徴です。使用するには(https://moz.com/reseachtools/ose/)にアクセスします。入力欄に調査したいURLを入れ、「Search」をクリックするだけでかんたんに、被リンクの情報を確認できます。DOMAINAUTHORITYの数値が高いほど、信頼できるドメインとして評価されています。
検索結果での表示順位への影響は定かではないが、参考にしましょう。また、SPAMSCOREをマウスカーソルでポイントすると、スパムに関する情報が確認できます。
Ahrefsの特徴は、更新頻度の高さです。ほかのツールではリンクが貼られてからツールに反映するのに、時間がかかるがAhrefsでは頻繁に更新されているため、反映が非常に早いです。1日にクロールするWEBページ数は実に50億にもなります。また、被リンク数の維持情報も充実しています。リンクの増減をグラフで見れるため、リンクの推移が非常に分かりやすいです。アンカーテキストやドメインの分析、ソーシャルメディアからのシェア数表示などあらゆる機能が豊富に取り揃えており、非常に完成度が高いです。
まずは(https://ja.ahrefs.com/)にアクセスし、「StartYourTrial」をクリックする。月99ドルの「Lite」か、月179ドルの「Standard」のどちらかを選択し、チェックボックスにチェックを入れて「Continue」をクリックして登録をしましょう。ただし、無料で使用できるのが2週間までとされているので注意が必要です。
MajesyicSEOの特徴は、検知できる被リンク数の多さです。ほかの2つに比べても調査できる被リンク数がかなり多いです。ただし過去に貼られていた被リンクも拾われやすいため、正確性でいうとやや劣るかもしれません。使用するには(https://ja.majestic.com/)にアクセスし、入力欄に調査したいURLを入力します。すると解析結果が表示され、被リンク数や参照元ドメインなどが確認できます。
このとき「外部被リンクのリンクプロフィール」を注目しましょう。これによって被リンクの質が一目で把握できるのです。
次回はSEOに役立つそのほかの解析ツールについてご紹介していきます。