ユーザーに魅力が伝わる文章を書くポイント

bunnshou

どれだけ有益な情報を提供できているとしても、その文章が読みづらく伝わりにくいとその効果をほとんど発揮できません。コンテンツマーケティングに効果的な文章の書き方をしっかりおさえていきましょう。

前回、起承転結な文章を心がけることが大切と解説しましたが、かならず結論を最後に提示しなければならないというわけではありません。コンテンツ全体から見た大きな枠組みとしての起承転結は重要です。しかし、そうしたメインとなる詳細な結論とは別に、ひとことの簡潔な結論を先に提示しましょう。

結論を先に提示することは、WEBサイトのコンテンツではとくに重要なポイントです。本や論文などであれば上から順にじっくりと読まれることがほとんどだが、ネット上ではコンテンツをじっくり読まれることはあまりありません。上から順にしっかりと読まれなければ理解できないようなコンテンツに接した場合、その内容によほどの興味でもないかぎり、大半のユーザーは閲覧自体を止めてしまうでしょう。

コンテンツの冒頭の部分で、いいたいことや結論をまず提示しておくことが必要です。

難しい言葉や専門的な言い回しを使わないなどして、可能なかぎり無駄を省いておき、シンプルな構成になるように配慮するとユーザーにとってさらに読みやすいコンテンツとなります。

文章が不必要なほど長くなってしまうと、WEBページに訪れたユーザーの大半は気力をなくし文章を読み飛ばしてしまったり、流してしまうこともあるでしょう。これでは、せっかく中身のあるコンテンツを書いたとしても無駄になってしまいます。コンテンツはユーザーが読みやすいボリュームを意識して用意すべきなのです。一般的には、すきま時間でかんたんに読めるくらいのボリュームで書かれているコンテンツが、読みやすく最適なものと言われています。

おおよそ、500文字~700文字前後の文字数が望ましいです。また、内容が簡単に分かるように1つの段落や見出しで伝えることは1つのテーマだけにとどめるように意識していきましょう。

次回はコンテンツを効果的に見せるWEBデザインについてご紹介していきます。