ユーザーに交換を与え、積極的にコンテンツを読み進めてもらうにはデザイン面からのサポートが欠かせない。WEBページ内にあるさまざまなデザイン要素を効果的に演出するためにそれぞれのポイントを紹介していきます。
どれだけテキストコンテンツが充実していても、それを表現するデザインに問題があれば効果が半減してしまいます。そもそもユーザーがWEBサイトを訪れた際、最初に目にするのはテキスト自体よりもWEBサイトのデザイン全体から放たれる印象のはずです。このときの印象が悪いと、コンテンツの魅力も損なわれ最悪の場合はWEBサイトから離脱されてしまうでしょう。このような事態を防ぐ為にもデザインには配慮が必要です。
ますはWEBサイト全体の印象を決める「トーン&マナー」から整えましょう。トーン&マナーとはデザイン全体から受ける印象のことで「かっこいい」「親しみやすい」などと表現される類のものです。
これがターゲットとするユーザーが好むものに最適化しておけば、好感をもってもらいやすくなります。好ましいトーン&マナーを具体的に想定し、そこに向けて全体を統一していきましょう。
レイアウトはもちろん、フォトサイズ、フォントの書体、カラー、写真、アイコン、余白などの各要素を1つ1つ調整し、調和や統一感が保たれるように意識をしましょう。
コンテンツの見出しや本文のフォントにはさまざまなサイズや書体が指定できるが、見出しごとにサイズが異なっていたり、コンテンツによって書体が異なっていたりすれば全体的な印象もちぐはぐなものになってしまいます。それぞれが適切なサイズや書体で統一されるようにあらかじめルールを設定しておきましょう。
また、色のルール設定も重要です。色数を絞りこむことによってトーン&マナーの方向性をしっかり整えましょう。
さまざまな役割をもつテキストの中でも、タイトル、見出し、リード文はSEOにも重要な要素であるためその配置やデザインには注意が必要です。
また、それぞれの画像やイラストが用意されていればユーザーの資格をすばやく刺激し、コンテンツに対する興味をかき立てます。なお、コンテンツに多くの画像を使用する際は、画像を画面上にリズミカルに配置するように意識していきましょう。
こうしたアクセントを加えることでより質の高いデザインに仕上げることができるのです。
次回は文字の表現方法についてご紹介していきます。