リスティング広告の活用

kuprothi

優れたコンテンツを用意してもユーザーに読んでもらわなければ意味がありません。SEOを行ってユーザーを増加させつつ、GoogleやYahoo!が提供しているリスティング広告をして、さらなるユーザーを獲得したいです。

リスティング広告とは、主に検索エンジンの検索結果ページに掲載される広告のことを指します。検索キーワードに関連した内容の広告が表示されることから、検索連動型広告とも呼ばれます。

WEBサイトの内容に関連するキーワードを検索したユーザーを取り込むという意味ではSEOと共通したマーケティング手法です。しかしSEOでは検索キーワードの連動対象が「WEBサイトのコンテンツ」であるのに対し、リスティング広告では検索キーワードの連動対象が「広告に設定されているキーワード」である点が異なります。さらに、リスティング広告の掲載順位は検索のたびに行われる入札の金額によって変動します。

つまり、特定のキーワードを検索した場合に検索結果に上位表示されないWEBサイトであっても、キーワード設定や入札金額次第でリスティング広告を上位表示させることが可能なので積極的に活用していきましょう。

ただ、リスティング広告の掲載順位はクリック単価の入札金額だけで決まるわけではありません。個々の広告の品質の高さも、掲載順位や掲載の有無に反映されるからです。この広告の品質はGoogleAdWordsでは「品質スコア」、Yahoo!プロモーション広告では「品質インデックス」と呼ばれ広告にさまざまな要素から算出され、10段階で評価されます。特定のキーワードに対して同じクリック単価で入札している競合他社より、上位に広告を掲載できる可能性は高くなります。

裏をかえせば、競合他社より入札金額が低くても品質スコアが高ければ自社の広告をその競合他社のものより上位に掲載することができるのです。そして、広告のリンク先ページの品質や、リンク先ページとキーワードとの関連性も、品質スコアを決める重要な要素です。

GoogleAdWords、Yahoo!プロモーション広告では、キーワードごとの集客成果を詳細に確認することができます。広告の表示回数やクリック率などを比較して、集客成果が低いキーワードを停止して集客成果が高いものと入れ替えておくとよいでしょう。

また、広告に設定したキーワードに対する明確な回答を、しっかりとコンテンツ内に用意することが重要です。

次回はユーザーを再訪問させるリマーケティング広告の活用についてご紹介していきます。