ユーザーを再訪問させるリマーケティング広告の活用

hasihinn

リマーケティング広告とは、WEBサイトへ訪れたユーザーを追いかけて何度も配信することができる広告のことです。リマーケティング広告を効果的に活用するために、ファーストセッションからコンバージョンまでのポイントをおさえておきましょう。

リマーティング広告は一度WEBサイトへ来訪したユーザーに対してほかの、WEBサイトの広告スペースなどを利用して繰り返し配信させる広告のことで、ユーザーがWEBサイトを訪れたということは、そのWEBサイトに対して何かしらの関心があったからだと考えられます。その初訪問でただちにコンバージョンという行動に結びつかなかったとしても、そのユーザーが将来的な顧客となる可能性は残されていると言えます。そのため、リマーケティング広告を活用し、そのユーザーに対して何度も広告を表示することによってWEBサイトへの再訪問を促すことは、効果的なマーケティング手法と言えます。

まずWEBサイトへのユーザーのファーストセッションを必要としていて、このセッションを獲得するためにリスティング広告やディスプレイ広告などを配信したり、SEO対策を適切に行えばより多くのファーストセッションを獲得できるが、コンテンツマーケティングを行っている場合は、さらにファーストセッションを獲得しやすい。なぜならば、コンテンツマーケティングを行っている場合はコンテンツのロングテール現象が起こりやすくなります。

ロングテール現象:グラフで売りあげなどの順に商品を並べた場合売り上げが少ない商品群が長い尻尾のように示される現象

この現象は売り上げが少ない商品であっても、多く集まれば相当な利益になることを示します。コンテンツのロングテール現象は、ここでいう商品の売りあげがキーワードの検索ボリュームに置き換わったものと考えましょう。つまり、検索ボリュームの少ないキーワードがあっても多く集まれば相当な集客に結びついていくのです。

コンテンツが充実すれば検索エンジンに、さまざまな組み合わせのキーワードを提供することになります。そうすると検索ボリュームの多いキーワードだけでなく、WEBマスターが意図していないようなマイナーなキーワードの組み合わせでも検索結果の上位に表現される現象が発生します。

これらは月間の検索回数が100回にも満たないようなキーワードかもしれませんが、数多く積み重ねれば相当な量になり、ユーザーのファーストセッションの促進のためには無視できない存在です。

複数のリストを用意して、リストごとにユーザーを追加する条件を設定することでリマーケティング広告を最適化できるでしょう。

次回はSEOにおける分析と改善の基本事項についてご紹介していきます。