そのほかの改善ポイント

dannkai

これまでに、内部対策と外部対策の改善ポイントを見てきたが、さらに集客を促進するために抑えておかなければなりません。そのほかにも、コンテンツマーケティングやリスティング広告も積極的に改善していきましょう。

施策を企画、実行したあと、検証、改善し続けることを、マーケティングでは「PDCAサイクル」といいます。

PDCAは「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Action(改善)」の略であり、「PDCAサイクルを回す」という言い方をします。SEO対策はWEBサイトの運営を維持し、向上させていくためには常に施策を企画、実行し検証、改善することでPDCAサイクルを回すことが重要です。

具体的には最後の「Acthion(改善)」が終わると、最初の「Plan(計画)」→「Do(実行)」→「Check(評価)」→「Acthion(改善)」の順に繰り返すことで、継続的に施策の向上を図っていきましょう。

この流れの中で、もっとも重要なものは「Check(評価)」における分析です。ユーザーが実際にWEBサイトに流入してきた際の検索キーワードをもとに、関連がありそうなキーワードを拡張して考えることになります。集客が見込めそうなキーワードを考え、SEO対策でのPDCAサイクルを回すポイントは、ユーザーが検索エンジンから流入してきた際のキーワードをもとに、集客に使えそうなキーワードを選定することだと言えるでしょう。

SEO対策には主に外部施策と内部施策があり、日々激化する検索エンジンでの表示順位競争に勝利させるためには、ほかのマーケティング手法と連動させる必要があります。扱っている商品の紹介とは別に、こうしたユーザーが求めている有益な関連情報を掲載することでユーザーとのコミュニケーションを図るのです。こうした有益なコンテンツがあれば、自社のサイトだけでなくFacebook、Twitterなどにも転用することができ、SNSを使ったソーシャルメディアマーケティングにもつながるのです。

ソーシャルメディアマーケティング:FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアを使用したWEBマーケティングのこと。一方的に情報を発信するのではなくユーザーとのコミュニケーションを図ることでマーケティング効果を高めます。

また、キーワードと広告やWEBサイトのコンテンツとの関連性によって決定される品質スコアも掲載順位に関わってきます。そのため、あくまでも広告文やコンテンツとの関連性がある範囲内で、キーワードの入れ替えを進めましょう。

サービスの対象地域が限定されている場合は広告の配信地域を設定することも重要です。都道府県、市区町村まで配信地域を指定することが可能なため、無駄な配信をなくすことができるのです。

こうして、更新頻度を高く、量より質を大切にしてしっかりとWEBサイトを運営していきましょう。

次回はSEOに役立つツールをご紹介していきます。