SEOの中心施策となる内部施策について、検索エンジンやHTMLにまつわる基礎知識からおさえていきましょう。
検索エンジンはHTMLなどの言語を読むことで、そのWEBサイト・WEBページがに何がどのように書かれているかを理解します。
文字が画像として表現されているコンテンツについて考えてみましょう。
画像で書かれた文字を読むことは人間にとっては普通のテキストを読むここと同じくらい容易なことだが、
視覚を持たない検索エンジンにとってテキストを読むことは、はるかに難易度が高くなります。
そこで、テキストデータであれば検索エンジンも人間と同様に文字列として理解することができます。
しかし画像というものをデータで見たとき、色付きの集合体にすぎないため検索エンジンは視覚情報として画像の価値を理解することができません。
その画像の中に価値のある文字内容が書かれていても、検索エンジンにはその内容を把握することができないということになります。
そこでもっと、検索エンジンが画像の内容を理解する方法としてHYML上の「代替テキスト」を使用します。
代替テキストとは本来画像が正常に表示できなかった場合にかわりに表示されるテキストのことです。
基本的には画像で表現されている内容を表すため、検索エンジンはこの代替テキストから画像内容を理解しようとするのです。
HTMLで画像を挿入する際は、<img>タグを使用するが、このタグに付随するalt属性に画像内容の代替となるテキストを記述しておけば、検索エンジンは画像の内容を理解してくれます。
※alt属性:画像などの内容のかわりに表現するテキストを定義する。「alt=」の形で指定され、「”」内に代替テキストを記述する。
現在ではOCRなどに代表される、画像内に記述されている文字の形からテキストを起こす技術の精度が向上してきているが、やはり画像のデザインによっては正確に読み取れないのです。
画像、音声、動画などは検索エンジンにとって内容の認識が難しいコンテンツであることをおさえ、その上で検索エンジンに内容を伝えたいコンテンツについては
テキストで内容を、しっかり記述しておくことが重要となるのです。
※OSR:光化学の文字読み取り装置のこと。フォントによる文字だけでなく、手書き文字なども読み取ることができる。
次回はHTMLの役割についてご紹介していきます!